ミネソタ交通違反事情

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出来事(真面目)

我等がミネソタでは冬国特有の特別な交通違反があります。
そのなかでも顕著なのがSnow Emergencyと呼ばれる特例のことで、
かなりの降雪が予想される場合、もしくは一定以上の雪が道路に
積もった際に発令されます。

SEが発動した際には、普段駐車可能な場所はほぼ駐車不可になり、
違反を犯した際は問答無用でレッカー移動+駐車違反切符と相成ります。

切符だけならまだいいのですが、真冬にレッカーされると、
ここでは生死に関わるってことを、おまえらわかってるのかと
小一時間問い詰めさせてください。


ある体感温度マイナス30度越えな日のこと。
僕はいつものごとく喫茶店に閉店時刻まで引きこもり、
「さぁ、つかれたつかれた。早く帰って暖かいシャワーでも浴びて寝よう」
などと、頭脳労働の心地よい疲れとともに店を後にしたわけです。
道路に出てみると妙に道がすっきりとしていたのですが、その違和感を差し置いて
僕は自分が車を止めたはずの場所に向かいました。
で、場所に到着するとあるはずの車が無いわけですよ。
小人さんがまた悪さをしたのか?と思いつつ、回りを見回してみても、
普段ならたくさん止まってるはずの車が一台も無い。

の(No)〜〜〜!

いや、まじでムンクですって。
あたりで白人も黒人も叫んでますもん、そろったように上記の通りに。
しかも時間は深夜。タクシーなんぞ通りませんし、雪も膝あたりまで積もってます。
当時、車をもってる友達も居なかった僕は、一人てくてく帰路に着いたわけですが、
普段であれば徒歩30分のスイートホームも、気がつけば30分経過。
足はがくがく、手はぶるぶる、歯の根はがちがち。
名づけて一人八甲田山。時代も場所も違いますが、彼らの雪中行軍の
厳しさを身をもって知ることになりました。
すこしすると、なぜか体がぽかぽかしてきて、足が動かなくなり、
「ああ。僕はここで寝てもいいんだ。」と何の根拠も無く思えるようになったところで、
我が家に到着し、Q死に一生を得たわけです。

もとい。そんな話はどうでもいいんです。

もとい ―ゐ 2 【基】

〔「本居」の意〕
(1)物事の根本をなすところ。基礎。根幹。もと。
「国の―を築く」
(2)建物の、土台。いしずえ。

三省堂提供「大辞林 第二版」より

このblogでは主に「前述と後述の繋がりが全く無い場合」ないし、
「ネタの前振り失敗」をさす。

こちらの駐車切符というのは日本と違いサイドミラーに括り付けられてはいません。
「駐車違反代33ドル近日中に払ってね。電話でのクレジット決済も好評受付中。」
などとかかれたものが、赤い線の入った白い封筒に入れられ、
ワイパーのところにラブレターよろしく挟まれているわけです。

IMG_4164-3.jpg

こんな感じに問答無用で、・・・






IMG_4164-4.jpg

そうそう、こんな感j・・・






IMG_4164-5.jpg




orz・・・




三通も連続でラブレター頂きました。てへ♪




というわけで、だぁれが払うかこのスットコドッk
平和的解決を試みるため、来週警察署をたずねてみようと思います。
僕のへ理屈がどこまで通用するか、結果は次週!

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