第二次世界大戦討論 データ&付録

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雑記(真面目)

昨日ながながと書いたのですが、あまりにも略が多すぎると指摘を頂いたので、
簡単にデータだけ補足しておきますね。
さすがに、開戦の理由等は中学校の教科書を読み直してください。w

死者数とその民間人(括弧内)の割合を少ない順に羅列すると以下の通り。

真珠湾攻撃 日 64人 米 2,338人(48人)
9.11テロ  米 3,025人 (ほぼ民間人)
原爆(長崎) 日 7万人 (二次被害は含まず)
東京大空襲 日 10万人
原爆(広島) 日 14万人 (二次被害は含まず)
沖縄上陸作戦  日 244,136人 米 12,520人

で、付録を以下に記します。拙い記憶を頼りに書いてますので、事実確認はご自分でどうぞ。


付録1
広島、長崎の軍事工場や港を目標に…といわれていますが、事実として
三菱重工などの重要工場は依然として顕在であり、戦後大いに活躍したのは
知っての通りです。

付録2
昨日の授業で配布されたプリントに載っていた、原爆投下直後にアメリカ国内で行われた「あなたは広島と長崎での原爆の使用においてどう考えていますか?」市民アンケートの結果。

1、私達は原爆を一切使うべきではなかった 4.5%
2、最初に人の居ないところに落とし、アメリカの力をみせつけ、二発目は日本が降伏しなかった場合においてのみ使うことが正しかった。 13.8%
3、実際に行ったように2発を密集地域に落とすことが正しかった。 53.5%
4、出来る限りたくさんの原爆を使い、日本に降伏の隙を与えず殲滅すべきだった。 22.7%
5、知らん 5.5%

もちろん、その後時間が経つごとにその割合は現在と同じような数字に変化をしていくのですが…。なかなか興味深いアンケートであります。

付録3
真珠湾攻撃における船舶の損害は米国側が12隻沈没+9隻損傷、日本側は5席のみ。ところが、真珠湾は海底までがとても浅く、米国側で沈没した船の殆どが、その後修理され戦線復帰。後のミッドウェー開戦で日本を相手に大活躍するわけです。たしか、帰らぬ人ならぬ船になったのは、有名な戦艦アリゾナを含む2,3隻のみ。

付録4
日本の宣戦布告が遅れたのは、タイプライターが壊れていただとか、アメリカ側の休日だったとか、わざとだとかいろいろ諸説あり。調べてみるのも面白いかもしれません。

付録5〜
たぶん父上がコメントに書くことでしょう。

いろいろ書きましたが、日本側を擁護するつもりも、真珠湾攻撃を正当化するつもりもありません。戦時下では善と悪の基準は限りなくなくなり、通常の常識すらも通用しない状態になります。完全な事実を知るのは難しいかもしれませんが、それでもそこには様々な可能性があります。たとえ、それが自国のことであろうが他国のことであろうと、一方的な情報を元にそれを攻めるのはあまりにも悲しいことです。せっかく歴史上の出来事として、自分自身が客観的に捕らえられる時代に生まれたのですから、与えられたものだけを信じるのはやめ、いろいろ考えてみるのもいいかもしれませんね。幸い、日本及びアメリカでは、うちらの隣国と違い言論の自由は必要以上に認められていますので。

以上、みなさまが今後どこかで突っ込まれた際にお役立てくだされば、と思います。

One Response

  1. 原爆についての俺の結論

    よくぞ落としてくれた、あの絶妙なタイミングで原爆を
    落とす決断をしてくれた当時のアメリカ首脳陣に
    日本人はいくら感謝しても足りないほどだ。

    理由

    ・ヤルタ協定によりアメリカの依頼により八月九日までに
     日本が降伏しなかったらソ連が日本に宣戦布告し満州に
     攻め入る事になっていた、アメリカの依頼にスターリンは
     忠実に答えたのだ、ソ連は汚い、風前のともし火状態の
     日本に分け前欲しさに日ソ不可侵条約を一方的に破棄して
     参戦したと言う日本人の見解は間違い。
     
    ・硫黄島の戦いで、アメリカは日本軍と同数の死傷者を
     出した、日本本土での戦闘は同じ現象がいたるところで
     発生するのは確実、これはたまらん。

    ・すでに降伏していたドイツの状態をみて、ソ連が北海道
     から侵攻すると日本占領政策が非常にやりずらくなる
     ことが判ってきた、ソ連は日本の北半分に共産主義政権を
     樹立しようとしているのだ。

    ・日本を一刻も早く降伏させなくてはならない、ソ連が日本
     本土に入る前に、でも日本は降伏しない、本土決戦を叫び
     最後の一兵まで戦うといきまいている
     
    ・原爆投下、これがアメリカ首脳陣の答えだ

    ・もし原爆投下が実施されなかったら、また実施されても
     人口密集地帯でなければ、当時の面子とプライド
     最優先の日本軍部の状態からみて、本土決戦に間違いなく
     突入していた。

    ・本土決戦では、日本側のゲリラ戦とアメリカの焦土作戦の
     ぶつかり合いがえんえんと続き、日本の工業施設は完全に
     破壊され戦後の復興は大幅に遅れたはず、同時にアメリカ
     兵の死傷者もうなぎのぼりに増加し、アメリカはソ連に対し
     北海道占領許可を条件に大幅な増強を依頼したはず。

    ・戦闘終結時の状態を想定すると以下のようになる

     北海道だけでなく、東北の大部分をソ連は支配下におく。
     東京はベルリンと同様に米ソの分割統治になる。
     関東以北には日本共産党による政権を誕生させる。
     日本に北朝鮮や東ドイツが発生し、冷戦開始とともに
     日本人同士の戦闘が発生し朝鮮動乱やベトナム戦争と
     同じ様相と経過を示したはず。
     当然戦後の日本のすばらしい復興と経済発展はなかった。

    不思議な事を補足する

    ・第二次大戦のきっかけは、ヒトラーとスターリン密約に
     よる両者のポーランド侵入とその領土分割だ、両者は
     ポーランドを分け合ったのだ。
     でも宣戦布告はドイツにだけ、ソ連にはお咎めなし

     ユダヤの戦略地下中枢での一幕

      ヒトラーをたきつけて実施させているユダヤ人大量虐殺
      もかなり順調に進んでいるようだ、そろそろ虐殺現場を
      全世界にさらけ出させる時期が来たようだな、イギリスの
      チェンバレン首相に宣戦布告させてもいいな、準備は
      出来ているか?

      彼のスキャンダルのネタをいくつか確保しています
      それをちらつかせれば、彼は我々の思うとおりにいつでも
      動きます、英首相が気の弱いお坊ちゃんタイプでよかった
      ですよ、チャーチルだったらそう思うとおりにはなりませ
      んから。
      
    以上

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