実父からの手紙1

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雑記(真面目)

えーっと、コメント欄にも書いてあるのですが、実父から長々としたメールが届きまして、どうしたものか…と思ったのですが、
ちょうど良いねたもないことですし、ここに書いてお茶を濁します。

かなり異端児的で過激な考え方をする人ですので、共感の有無は人それぞれだと思いますが、
人と違った考え方を知っておきたい人には一読の価値があるやもしれません。ちなみに苦情はコメント欄に親父向けでどうぞ。
当方は投げっぱなしにします。

あー、ちなみに、「やっぱ、管理人の親父だなぁ。」とか一言コメントするのは無しの方向で。

そいでは、どうぞ。

原爆についての俺の結論

よくぞ落としてくれた、あの絶妙なタイミングで原爆を

落とす決断をしてくれた当時のアメリカ首脳陣に

日本人はいくら感謝しても足りないほどだ。

理由

・ヤルタ協定によりアメリカの依頼により八月九日までに

 日本が降伏しなかったらソ連が日本に宣戦布告し満州に

 攻め入る事になっていた、アメリカの依頼にスターリンは

 忠実に答えたのだ、ソ連は汚い、風前のともし火状態の

 日本に分け前欲しさに日ソ不可侵条約を一方的に破棄して

 参戦したと言う日本人の見解は間違い。

 

・硫黄島の戦いで、アメリカは日本軍と同数の死傷者を

 出した、日本本土での戦闘は同じ現象がいたるところで

 発生するのは確実、これはたまらん。

・すでに降伏していたドイツの状態をみて、ソ連が北海道

 から侵攻すると日本占領政策が非常にやりずらくなる

 ことが判ってきた、ソ連は日本の北半分に共産主義政権を

 樹立しようとしているのだ。

・日本を一刻も早く降伏させなくてはならない、ソ連が日本

 本土に入る前に、でも日本は降伏しない、本土決戦を叫び

 最後の一兵まで戦うといきまいている

 

・原爆投下、これがアメリカ首脳陣の答えだ

・もし原爆投下が実施されなかったら、また実施されても

 人口密集地帯でなければ、当時の面子とプライド

 最優先の日本軍部の状態からみて、本土決戦に間違いなく

 突入していた。

・本土決戦では、日本側のゲリラ戦とアメリカの焦土作戦の

 ぶつかり合いがえんえんと続き、日本の工業施設は完全に

 破壊され戦後の復興は大幅に遅れたはず、同時にアメリカ

 兵の死傷者もうなぎのぼりに増加し、アメリカはソ連に対し

 北海道占領許可を条件に大幅な増強を依頼したはず。

・戦闘終結時の状態を想定すると以下のようになる

 北海道だけでなく、東北の大部分をソ連は支配下におく。

 東京はベルリンと同様に米ソの分割統治になる。

 関東以北には日本共産党による政権を誕生させる。

 日本に北朝鮮や東ドイツが発生し、冷戦開始とともに

 日本人同士の戦闘が発生し朝鮮動乱やベトナム戦争と

 同じ様相と経過を示したはず。

 当然戦後の日本のすばらしい復興と経済発展はなかった。

不思議な事を補足する

・第二次大戦のきっかけは、ヒトラーとスターリン密約に

 よる両者のポーランド侵入とその領土分割だ、両者は

 ポーランドを分け合ったのだ。

 でも宣戦布告はドイツにだけ、ソ連にはお咎めなし

 〜ユダヤの戦略地下中枢での一幕〜

A: 「ヒトラーをたきつけて実施させているユダヤ人大量虐殺

  もかなり順調に進んでいるようだ、そろそろ虐殺現場を

  全世界にさらけ出させる時期が来たようだな、イギリスの

  チェンバレン首相に宣戦布告させてもいいな、準備は

  出来ているか?」

B: 「彼のスキャンダルのネタをいくつか確保しています

  それをちらつかせれば、彼は我々の思うとおりにいつでも

  動きます、英首相が気の弱いお坊ちゃんタイプでよかった

  ですよ、チャーチルだったらそう思うとおりにはなりませ

  んから。」

  

以上

13 Responses

  1. ヒデ(山形県民♀でーすw)

    Hi!
    How’s school?

    moshi,Touhoku-Chihou ga KYOUSAN-KEN ni
    natte itara…? to kangaeru to zotto shimasu.

    tokorode,nageppanashi ni suru ito ha?
    anata no iken ga kikitai desu.

    mata koushin shite ne! isogashii to omoukedo.
    watashi ha sukkari anata no dokusya desu!!

    See you around!

  2. 嵯峨宮

    “・・・(前略)・・・しかし、一度でもって、おそらく十万人の市民を殺害し得るような原子爆弾は、他の武器と同じように考えてもよいのだろうか?われわれは、古くからあるがしかし問題のある原則(ルール)、すなわち’悪のための戦いに許されない手段も、善のためにはすべて許される’という原則を適応してもよいものだろうか?つまり原子爆弾も悪のためでなく善のためなら作ってもよいのか。それは世界史上で、残念ながらいつも繰り返され、押し通されてきたものだが、かりにこの立場に立つとして何が善であり何が悪であるかということを、いったい誰が決めるのか?たしかに今の場合には、ヒトラーとナチスのすることは悪いと断定することは容易だろう。しかしアメリカのすることはすべての点において善であろうか?一つのことが善か悪かは、手段の選択によってはじめて認められるという原則は、この場合にも当てはまるのではなかろうか?もちろんほとんどの戦いで、どうせ悪い手段を使うに決まっていても、ある程度のそれは正当化され得るが、しかしそれ以上のものはだめだというような程度の差、というものがそこにはやはり存在するのではないか?過去の百年間には、たしかに人々は条約によって悪い手段の適用に限界をおこうと努力した。しかしこの限界は、現在の戦争ではたしかにヒトラーによっても、また彼の敵によっても尊重されてはいない。・・・(後略)・・・”(「部分と全体」p.291、ハイゼンベルク)

    確かに実父様が手紙で主張される原爆投下に関する意見はなるほど、と理解できるがそれ以前に、原爆という手段自体をもう少し考える必要があるのではないのだろうか。確かにあの時原爆を使わなければ日帝の終戦は長引き、本土決戦にもつれ込み日本は壊滅し、戦後の奇跡的な発展は有り得なかったかもしれない。だが、ドラえもんに「今から一緒にタイムマシンで1945年8月6日午前8時15分の広島にちょっと行って見ようよ。」と誘われて原爆を正当化する人の中で何人がいくだろうか。ようするに、戦後生き残り、又は戦後生まれた世代が平和な現代、歴史の高台にたって見下ろすように距離を開け、まるで人事かのように過去の戦争の流れを批評するのは靖国に眠る祖先に対して無礼ではないかと思われる。まあこれも一つの意見にすぎないが原子爆弾、及びそれを落とした行為、実行者を正当化する理由は、例え筋が通ったような大義名分が戦争の中で存在したとしても決して科学的、倫理的、歴史学的にも認められるべきではない。ましてや落としてくれたからこそ今の先進国日本があるという”仮説”は「ああ、そうですか。」とは単純には頷けないし、ここは戦後世代としての誇りをもって頷くべき論点ではないだろう。
    失礼。

  3. 管理人

    >ヒデ様
    それはそれは、遠いところからわざわざ足を運んで下さいましてありg(違
    学校のほうは、いつもどおり課題に宿題にテストに追われています。ヒデさんも学生さんですか?
    投げっぱなしにする意図ですか…。
    いえ、こういう話題になるとついついシリアスになってしまうので、読み手が面白いと思える記事がなかなか書けないのです。が、今回はヒデさんのコメントをリクエストと受け取りすこし真面目な文を書いています。本業がすこし大変で遅くなっていますが、しばらくお待ちください。

    「読者です」と言ってくれて本当にありがとうございます!
    これ以上嬉しいことはありません。つたない文章しかかけませんし、もともと内輪向けに作ったブログなので、理解しがたい記事も多いとはおもいますが、足を運んでくださる方のために精一杯がんばりたいとおもいます。これからもよろしくお願いいたします。

  4. 管理人

    >嵯峨宮様
    初コメントありがとうございます。

    のちに正式な記事として取り上げたいと思っていますので、しばらくお待ちください。

    ところでうちの大学内からアクセスされているようですが、どなた様でしょうか?もしよろしければ近くの喫茶店でお話しませんか?

  5. 嵯峨宮

    コンニチワ。
    先日ハ御恥ズカシクモ必要以上二感情ガ入ッテシマッタコメントヲ残シテシマイ少少大人気無イ事デアリマシタ。御許シ下サレ。私ハ、論理歴史学協会(Institute of Logical History)ノ所長ヲシテイル者デアリマス。原爆二関スル考エハマダ種種ト持ッテオリマスノデ機会ガ有レバ話セルト良イデスネ。

  6. blog と言う物に慣れていないので、それと日常の業務、親の介護、子供達への重要技術情報(技術系新聞の切り抜き)伝達に忙しいので、今後も投げっぱなしにさせてくださいすみません

    今回はイラク戦争つまりアラブ・イスラエル対立の最初の遠因から現在に至るまでの歴史物語を少々長くなりますが語りたいと思います。この物語は約四年前に息子から質問「何でユダヤがアラブを目の敵にするのか」に対する返答メールからの抜粋です、前回と同じく過激な歴史の裏解釈も付記しますが、勝手に考えてください、これも投げっぱなしになります。では始めます。

    二千年前、ローマの属国になっていた、ユダヤがローマへの度々の反抗闘争を反復し、そのためローマに完全に滅亡させられた(マサダ砦の最後は有名、日本で言えは硫黄島の最後に相当するかな)以降、ユダヤ人の寄るべき国は存在しなくなった
    ユダヤ人は現在のアラブ全体に拡散し、そこでわび住まいをするようになった。

    ローマ帝国もユダヤ滅亡から400年後には滅亡(西ローマ帝国)、東ローマ帝国はビザンチン(現在のイスタンブール)に強固な砦と都市を建設しそれからさらに700年くらい
    繁栄し、そこのキリスト教がロシアが国教としたロシア正教になっていった。

    アラブに拡散したイスラエル人をアラブ人は仲間とし平和に仲良く、つい最近まで二千年近く共に何の問題も無く暮らしてきたのだ。

    よく数千年の敵同士と言われるが、それは間違い、両者のイサカイは歴史的にはつい最近、第二次大戦終結後に突然発生したのだ。

    中東のアラブとユダヤの共存状態とは別に西暦一千年頃、南ロシアの辺りにハザール帝国という国が存在していた、当時はイスラム教とキリスト教の勢力が張り合って、常時小競り合いや戦争が発生していた時代だ、ハザール帝国はイスラムでもキリスト教でもなかった。そこで周辺の両派は片やイスラムに改宗しろ、片やキリスト教を受け入れろ、さもなくば攻め込むぞと責め立てた、ハザール帝国にしてみればどっちの宗教を採用しようと、その反対派から攻め込まれて、国は目茶目茶になる。悩みに悩んだハザール王はユダヤ教に改宗しそれを国教としてしまった、うまいやり方だ!キリスト教にしてみればユダヤ教=旧約聖書の世界だ、イスラム教にしても、その経典コーランの中でユダヤ教を兄弟としている、ユダヤ教と同じくアブラハムを祖先とし彼のエジプト女の妾の子供がアラブ人の元祖だとコーランの中に明記されモーセやアダム・イブやノアの箱舟の話しもコーランの中にはたくさん出てくる(私はコーランを3回読んだ)これでどちらの派にも堂々と我はユダヤ教徒の国であると宣言し、ために両派のそれぞれに攻め込まれる恐れは無くなったのである、頭いいねこの王様。

    私はこのハザール帝国の話しを直接ユダヤ人のラビ(ユダヤ教の先生)に確認した所、我々の間では有名な話しであるとの答えを得た息子が2才くらいの時だ。

    時は流れて西暦1200年、蒙古のジンギスハーンの子供達がヨーロッパに攻め込んできた、ハザール帝国もこんどは滅ぼされた、蒙古にはユダヤ教という葵のご紋の威力は通用しなかった、当然だ。

    その国民は流浪するユダヤ教徒の群れとなって現在の東西ヨーロッパに拡散していった。彼らはユダヤ教徒ではあるが断じてユダヤ人ではない、祖国はイスラエルの地ではないのだ。

    アラブ地域に拡散したユダヤ人(正真正銘の)たちと違って東西ヨーロッパに拡散したユダヤ教徒たちは陰湿な迫害に遭うことになる、聖書を見れば判るとおりキリスト教徒の教祖たるイエス・キリストを十字架で磔にし殺したのはユダヤ教徒なのだ、毎週日曜日に教会でその話しを反復して聞かされてきたキリスト教徒の目前に、流浪のユダヤ教徒が出現したのだ、想像できるでしょ。キリスト教徒は同情するどころか、聖書に記載されているとおり、神の1人子イエスを殺害したユダヤ人が天罰により国を失い、流浪の民となるのは当然のこと、少々いじめても神様は大目に見てくれるはず、何か不都合なことが起こったときユダヤ人のせいにしてしまえば、問題は簡単にケリがつくシメシメとこんな具合だ、でも彼らはユダヤ人ではなくユダヤ教徒にすぎないのだ、イエスキリストを殺した犯人の子孫では断じてないのだ。

    こうして2種類のユダヤ教徒集団が存在することになったが、その両者の生活環境はまるで違ったのだ、生粋のユダヤ人たちは平和なのんびりとした生活をしていれば周囲のアラブ人達も友好的で何の問題もない、それにひきかえヨーロッパのユダヤ教徒たちは、まず正規の職業に就けない、不動産の所有も許されない、回りに気を使い過ぎる程の気配りの生活を強いられる
    それでもうっかりすれば何もかも奪われ街頭に放り出される、かの有名なロスチャイルドなどは古コイン収集や骨董品の商売からの出発だ、正規のヨーロッパ人が決して積極的にはやろうとしない職業しか選択の余地が無いのだ。私が20代のころアメリカに出張時に聞いた話だが、それほど裕福でないユダヤ人が家族を一流ホテルに居住させていた、その他はつましく食事も本当につましく、見かねた日本人が「なぜ家を購入するか安いアパートメントに住まないのか」と尋ねた「ここしか妻や子供に安全を確保できる場所が無い」、これが答えだった。ユダヤ人にとって最も安心できるアメリカでさえ、こうだったのだ。

    この様に全く異なる生活環境で生活をして数世代を経過すれば
    両者の脳細胞の構成は全く違ったものになる。共通点はユダヤ教の経典たる旧約聖書および古代ペルシャ・メソポタミアの知識の結晶とも言うべきタルムードだが、この経典に対するアプローチの仕方が両者では全く異なってくる。

    アラブのユダヤ人はキリスト教徒が聖書を読むような感覚で読み、自分自身の精神的な確立と日常の生活の知恵/教養を得るために読む。

    一方ヨーロッパのユダヤ教徒は陰湿な日常の迫害と時たま発生する大規模な迫害の嵐の中でどうしたら自分達の子孫の生活基盤を確立できるのかと、それこそ民族の存亡をかけた必死の思いで子孫を生き延びさせる手段は無いか!の精神状態で読む。やがてイスラエル建国(再建)へと発想が進んでくるのである。

    タルムードの説明:
    ユダヤ教の主要な経典で根幹は古代ペルシャに当時のイスラエル国民が全員が捕虜として滞在していた時に当時のメソポタミアの知識のエッセンスを吸い上げまとめた物で、国家間の権謀術策方式など現代でも立派に通用するノウハウが充満しています、「ユダヤの知恵」と俗に称するものの出所がこれです。

    「イスラエル国家の再建」、ヨーロッパ大陸での不安定な生活に怯えながら必死で生活を営む、ごく一般のユダヤ教徒にとって、甘美なしたたるような言葉が広まり始めた、時は第1次世界大戦後、ヨーロッパの交戦国だった国々の財政難につけこみユダヤ戦略中枢のメンバーたちはその財力に物を言わせ、イギリスの政府首脳陣への隠然たる発言力を発揮し始めた

    当時ロスチャイルドは既に財閥であり、ユダヤに寛大な自由の国アメリカにおいても、多くのユダヤ財閥が成長していたのだ。イスラエルの地域はその周辺のアラブ諸国と共に当時はイギリスの植民地であったのだ、つまりイギリス政府の承認を得れば、堂々とイスラエルの地に国家を再建できるのだ(ハザール王国の再建ではないぞ、念のため)。

    ユダヤ戦略中枢は慎重の上にも慎重に確実に作戦を実施していく、イギリスの政府高官への資金提供、容姿端麗な女をそれとなく提供しスキャンダルの暴露をちらつかせ、他のヨーロッパ諸国の首脳陣へも建国を黙認させる、とにかく第1次大戦というのはそれ以前の戦争とは全く異なり、双方が機関銃(日露戦争ではロシアが大量に使用)で大量虐殺をやりあい、結果として長大な塹壕を構築して張りつき、身動き出来ない状況が長期間継続する、結果として膨大な戦費の負担が双方にのしかかったのだ。それまでの戦争は馬と小銃と大砲のみ、第1次大戦勃発当時も双方の首脳から兵隊に到るまで、実質的な戦闘はせいぜい2週間で決着がつくと信じ込んでいた、これがそれまでの戦争だった、戦争期間は長くても戦闘自体は物理的に短期間しか継続できない、武器弾薬の生産力も貧弱だし輸送は馬と鉄道だし、それが大量生産の武器弾薬、自動車による最前線に到るまでの大量輸送、機関銃による歩兵の大量消耗、海においても日露戦争当時の数倍の大きさの戦艦群の激突、アメリカの参戦が無ければ、決着つかず双方共倒れになっていたはず。

    話しを元に戻す、欧米首脳陣への工作と平行して、必要不可欠なのが欧米社会全体の一般民衆の承認だ、これは金や女ではどうにもならない、一般民衆はユダヤ人に対し警戒心が強い、これはユダヤ人のビジネスが高利貸し等、社会の裏道的ビジネス(ユダヤ人にはこれしか生きようが無い)に片よっていたからだ。ユダヤの世界戦略中枢は根本的に、この迫害を終了させる方法をタルムードなど古代メソポタミアの知恵を総動員して探した。

    答えは出た!

    ・誰かにユダヤ人に対し凄まじい徹底的な迫害を集中的に実施させる。
    ・結果として世界中がユダヤ人に対し数世代に渡り、同情せざるを得ない状況を作り出す。
    ・その迫害の程度は、世界中の子供の歴史の教科書に数世代にわたり記載され続ける程でなければならない。
    ・よって短期間/地域集中的迫害でなくてはならない、従来のような長期間にわたる、だらだらとした散発的な迫害では全く意味が無い。
    ・外国の支配の及ばない地域を確保しイスラエル国家を再建できるほどの同情を全世界から獲得しなければならない。
    ・確かに自分達の世代の一部は想像を絶する地獄に落とされ、そこで消滅する、しかしその犠牲により次の世代は長年の迫害から脱出できるのだ。
    ・熱狂的単細胞的愛国青年を探しだし、全ての悪なる原因の源はユダヤにありと洗脳する、そして莫大な資金を与える、そして一国の主導権を持たせるように工作する、そして国家プロジェクトとしてのユダヤ人駆除と消滅を実施させる。

    以上の答えに従い、以下のことが実施に移された。

    英仏に課せられた莫大な賠償金(第一次大戦)により再起不能の状態におかれていたドイツの自己顕示欲が強く愛国的で且つ自己実現の場に恵まれていない欲求不満の一青年が選択された

    その名は「アドルフ・ヒトラー」

    売れない画家で第一次大戦では伍長程度で何の家柄もない彼が短期間に政党を結成し第一党となるほど票を獲得し政権を取ってからも矢継ぎ早の産業育成と社会インフラ整備、軍備拡充へ進めることが出来たのは、莫大な財力と知恵袋としての影のブレーンや参謀のバックアップが有ったからなのだ。

    結果、ヒットラー政権の下で「ユダヤ人駆除消滅プロジェクト」は順調に進行し始めた。

    しかし、駆除されきって収容所も跡形も無く整地され公園やビル街が出現し凄惨な虐殺の痕跡も無くなってしまっては困るから、適当なタイミングでドイツを完全敗北させ、その凄惨な現場を全世界に暴露させなければならない。

    前回の「実父からの手紙」の最後の「不思議な補足」で述べたようにイギリスには宣戦布告させることが出来た、でもかっての大英帝国も弱くなってドイツに攻め込むどころか自国の防衛で精一杯、ヒットラーに「カザフの石油が無いと戦車も飛行機もただの置物だよ」と焚き付け、独ソ不可侵条約を破棄させてまでソ連に侵攻させたがソ連の軍事力ではドイツへの逆侵攻までは行かない状況だ、スターリンには充分すぎる程の物資を送っているんだが、当初の計画通りどうしてもアメリカに参戦させなくては事は成就しない、しかしだぜルーズベルトは米国民に「あなた方の子息を決してヨーロッパの戦場に送らない」と公約して大統領に当選したのだ、生半可な事では参戦しないぜ議会も参戦拒否が過半数を占め救援軍需物資を送らせるのが精一杯の状況だ、そろそろ東洋の君主国に御出まし願うとするか
    この礼儀正しい国(少なくとも欧米に対しては)を逆上させアメリカに不意打ちを食らわせ、アメリカ国民を参戦に立ち上がらせるのだ、そうすれば莫大な軍事予算が一瞬で議会を通過し1929年以来の長引く不況で遊んでいた数多くの工場がうなりをあげ膨大な軍需物資と戦車、飛行機、艦船の生産を開始する、四年もあればドイツ完全敗北に到達するはず。

    ー日本を逆上させる手筈ー
    当時日本は石油のほぼ全量をアメリカから輸入していた、これを止めれば日本陸海軍の軍艦も飛行機も戦車もただの置物になる、日本の当時の軍事備蓄量は18ヶ月分程度、これが半減した時点で日本のサムライ的軍人は逆上する、座して死を待つよりは一死を報いるとね。

    ーアメリカに不意打ちを食らわせる手筈ー
    日本は日清日露の戦役でも正式な宣戦布告なしの奇襲攻撃で戦闘を開始している、今回もこれをやってくれれば問題ないが、気掛かりなのは日本が欧米コンプレックスの影響か欧米に対しては結構礼儀正しい、その例は日露戦争でロシアの捕虜を丁重に扱い、ロシア将校には帯刀を許し、降伏した軍艦や基地の司令官には最大級の待遇を与えた、ために日露戦役後のロシアの対日感情は非常に良好で両国はロシア革命でソ連共産党支配下になるまでは非常に友好的な関係にあったのだ、だからアメリカに対する宣戦布告は例え間際になったとしても戦闘開始前になされる恐れありだ、この場合の対策は宣戦布告書を持参する大使の足止め作業の準備をしておくこと、日本人の礼儀に対するバカ正直さとマクロよりミクロの事象に意識が行ってしまうという性向を大いに利用する事にしよう。

    ーアメリカに不意打ちを食らわせる場所ー
    何と言ってもパールハーバーだ、グァムでは遠すぎて対独宣戦まで承認されないし、石油を求めてオランダ領インドネシアの油田のみを占領する恐れもある、これも対独宣戦まではいかないかもしれない、日本艦隊の総司令官山本五十六を彼の在米中からの友人を通して我々の洗脳状態下においており、対米戦の際の真珠湾奇襲の重要性を充分に吹き込んであるので多分いけるでしょう。

    狙いたがわず、石油を停止された東洋の君主国の軍人のなかでの対米戦反対派は石油備蓄が減少するに従い発言力を失い、強力な日本海軍の総司令官の山本五十六は南方の油田地帯占領を主張するほぼ全幕僚中の中でただ一人真珠湾先制攻撃を主張しもし入れられなければ海軍を辞任すると言って同攻撃を承認させたのだ。

    ワシントンの日本大使館では日本の最後通牒の暗号解読と英文への翻訳が完了し前日に野村全権大使に手渡され、大使はアメリカ政府に手交するため充分過ぎる時間をとって出発した。

    後日言われるようなタイプが打てなかったとかで遅くなったと言うのは真っ赤な嘘、日本外務省が野村大使一行の重大な失態を隠し大使館下部職員に責任を擦り付けるためにリークしたこと、これは最近になって口止めされり責任を擦り付けられた関係者が嗅ぎつけた文芸春秋の取材に応じて暴露し、アメリカ側の関係者の証言も得られている。

    ーさて大使一行の重大な失態とはー
    大使一行は途中当地で「急死」した日本陸軍将校の「丁重」なる葬儀をある教会で実施するとの知らせを受け、礼儀上それに出席せざるを得ず、ために充分すぎる時間をとって出発したのだった、ところが牧師の弔辞が余りにすばらしく熱意がこもっており且つ長時間途切れなく続いた。礼儀正しい東洋の君主国の大使一行は途中で退席も中座する事も出来ず時間は経過し、ハル長官に最後通牒を手渡した時、真珠湾攻撃は既に終了していたのだ、礼儀上手渡しでなければと電話もかける考えも生じなかったのだ、ミクロの礼儀に囚われ、宣戦布告前には攻撃開始しないと言うマクロの礼儀を疎かにするとは、日本人としてトホホ・・・だな。

    アメリカに不意打ちを食らわせる手筈、見事に成功したのだ。

    後はご存知のような経過でドイツは完全敗北しユダヤ人駆除虐殺の凄まじい実態が全世界に報道された。

    第2次大戦中はうわさの域であったがドイツ崩壊と共にその悲惨な実態が一気に全世界に暴露された、ユダヤ資本の支配下にあった新聞社や出版社は我先にセンセーショナルに書きたてる
    オーバーにオーバーに日本の南京虐殺を中国が出来るだけオーバーに訴えるのと同じだ(南京虐殺については、実際に参加した母の幼少からの知り合いである高畑さんの話しをいつか話す)
    ドイツ人は今でも記事にされた程の数の殺害は物理的に不可能なのだがとつぶやいている。しかしこの報道により欧米諸国の一般民衆のユダヤ嫌いは一気に消滅し同情へと変化していったイギリス政府も二千年前のイスラエルの地での国家再建を承認し第2次大戦でさらに疲弊しきった英国政府の物腰はガタガタだったのでアラブ諸国にもパレスチナ建国を承認していたのだが、両国の建国予定地は完全に重なっていたのだ。アラブ人は今でもイギリスの二枚舌と言って怒っている。

    「イスラエル再建が承認された!」

    このニュースにヨーロッパのユダヤ教徒は大挙してイスラエルの地に押し寄せ、瞬く間に縄張りを築いてしまった。当然アラブ人は怒った、二千年前には住んでいたからと言って勝手に占拠を始められては、これはたまらない。アラブは怒って当然だしかもアラブ人は知らなかったが、押し寄せた奴らはイスラエルではなくハザールに住んでいたはずだ一千年前に。

    当然両者の戦闘が開始される、しかし数十世代に渡る迫害に苦しみ、今またヒトラーの凄まじいユダヤ虐殺を目の当たりにし体験したもした一般ユダヤ教徒達の建国への火のような情熱は欧米諸国中枢へのコネクションと財力と欧米全体に張り巡らせた情報網に裏付けられて、アラブの怒りをはるかに圧倒して、イスラエル建国を進め始めた。

    周辺アラブ諸国(エジプト、シリア、ヨルダン)との大きな戦争だけで4回発生し、イスラエルを海に叩き落せと責め立てたがアラブはその都度敗北した、特に第3次中東戦争は6日戦争と称され1967年六月五日〜十日のたった六日間でイスラエルは勝利した、エジプトで準備されていた戦車、飛行機が最初の三日間で全滅して、エジプトが降伏した。続く第4次中東戦争ではエジプトとシリアの両サイドから奇襲攻撃を受けた(1973年10月6日)がゴラン高原からのシリア軍攻勢を何とか持ちこたえながら、シナイ半島からのエジプト軍戦車を撃破し、スエズ運河のエジプト側までを占領してから、シリア軍に本格的に立ち向かい、彼らの戦略拠点であるゴラン高原を占領し、眼下にシリアの都市を望む絶好の陣地を獲得したところでアラブ側の降伏となった。この状況を私はテレビ報道や新聞で手に汗を握る思いで見ていた、後年のアフガン・イラク戦争などとは大違い、何しろイスラエル500万に対しアラブの人口は2億だぜイスラエルが海に叩き落されて当然の状況なのだ。

    アメリカ政財界マスコミ関連を自在にコントロールできる財力
    と長年の迫害への対抗として成長していた裏社会に通ずるユダヤ教徒の諜報地下組織、迫害に苦しんできた一般ユダヤ教徒の建国への情熱、この情熱は容姿に自信の有るユダヤ娘が志願してアラブ諸国の歓楽街に娼婦として散開していき次第にアラブ高官の懐に食い込んで機密情報をユダヤ中枢に流すというほどの凄まじい物であった。

    これらは植民地にされたとは言っても王族の権利は保障され
    石油の利権料を与えられ昔と同じ生活をしてきたアラブ人の
    それを圧倒していたのだ。

    さて連戦連敗を重ね面子丸つぶれのアラブ人は二千年前から共に生活して来た生粋のユダヤ人を憎しみと嫌悪の対象として見るようになってしまった、結果として彼ら生粋のユダヤ人達は
    アラブ社会に居られなくなり、仕方なく新イスラエル国に移住しヨーロッパ系ユダヤ教徒の支配下に組み込まれ、下層階級として下級兵士としてイスラエルで生活せざるを得ない状況になった。彼らは上層階級には絶対に食い込めない、建国はヨーロッパ系ユダヤ教徒の力によって実現したのであり、生粋のユダヤ人は何の貢献もしていないのだから当然の成り行きだろう。

    こうして、かってのユダヤ国家とは縁もゆかりも無いハザール
    出身のユダヤ教徒がキリスト殺害の犯人として迫害を受けた結果、彼らの祖先が住んだ事もないイスラエルの地にあたかも古巣に帰ってきたかのような顔をして強引に国家を建設し、生粋のユダヤ人をその支配下に組み込み、彼らが共に仲良く平和に生活したアラブ人に直接対峙する前線兵士として酷使する。

    そして欧米をはじめ世界のキリスト教徒のほぼ全員が、二千年間迫害に苦しんできた旧約聖書の民がようやくイスラエル国家を再建できたのだ、よかったよかったと、今この瞬間も思っているのだ。

    その結果として国家間の戦闘は収束したが、末端のアラブ・イスラエルの小競り合いが果てしなく続き、何とか決着をつけなければ、今後一千年のユダヤの世界支配に支障をきたす、そろそろ最終決着をつけなければとユダヤ中枢はアメリカの軍事力と経済力と政治力と若者の血を使ってのアラブ一掃のプロジェクトを開始したのだ、結果として、貿易センタビルにいつものように出勤して来た、3000人が一瞬で消滅し今後どこかの都市か米軍基地の近くで核爆弾が破裂して数十万人が蒸発する。

    That’s History !!

    これが歴史なのだ、日本の中学高校で教わる歴史が如何に薄っぺらか判るだろ。歴史は予想や偶然によって動いてきたのではなく明確な意思によって動かされてきたのだ。

    「何が起こっているのかを正確に把握する場合
     まずマクロから出発にミクロへの分析に進まなくては
     ならない、ミクロの解析から出発しても何も判らない」

    宇宙船地球号の名付け親であるバックミンスター・フラー氏の
    この言葉を添えて、俺のアラブ・イスラエル歴史解釈を終了する

    テロ犯やビンラーディンやタリバンをいくら分析しても、
    何も判らないのだ。

    以上

  7. 嵯峨宮

    Mike.Oh(実父様でしょうね)様。
    素晴らしい考察有難うございます。

    「何が起こっているのかを正確に把握する場合
     まずマクロから出発にミクロへの分析に進まなくては
     ならない、ミクロの解析から出発しても何も判らない」

    なるほど。その通りかもしれませんね。
    ですがこの考えをもって「歴史」の解析(解釈?)を進めてしまうと単に既知の多くの事実を集め、結果的にいかにして筋を通すかという目的、つまり一つのストリームラインをいかに矛盾なく通すかという作業に縛られてしまう恐れがあるのではないでしょうか。空間に浮ぶ球体に風等の連続体を一様に当てるとその物体の周りには数多くの、そして基本的に交わりあうことのないストリームラインが出現するように、一つの出来事があれば無数の互いに独立した”解釈”が存在してしまうということが自然におこるのではないかということです(わかっとるわい!とゆわれるでしょうが)。このことは if (and only if) の概念を適応していくと明らかです。よって歴史解釈に於いて極めて多くの場合「断言」は困難です。
    例えば話の中の、
     ”一般民衆はユダヤ人に対し警戒心が強い、これはユダヤ人のビジネスが高利貸し等、社会の裏道的ビジネス(ユダヤ人にはこれしか生きようが無い)に片よっていたからだ。ユダヤの世界戦略中枢は根本的に、この迫害を終了させる方法をタルムードなど古代メソポタミアの知恵を総動員して探した。

    答えは出た!”
    とありますが、そのMike.Oh様の解釈に基づく”答え”と、先に述べられた原因は確かに筋は通ってはいても「同値」とはいえません。同値でなければその解釈が「真」とも限りません。視点が変われば歴史解釈など変わってしまうのが当然のことと思われますが僕は 歴史の中に潜む「真」、つまり例えば、大東亜戦争に対する日本人、アメリカ人などの解釈の違いの中にも互いに共通する絶対性の存在というものをもっと考え、解釈していきたいと常常思っております。これは後世の人間が過去の事実を羅列してどう筋を通すかといったものとは互いに独立した解釈方法でありましょうが。
    もちろんMike.Oh様のきめ細かい調べに基づいた意見は毎回素晴らしいと感心いたしており、またMike.Oh様の頭の良さも読めます。僕は決して批判しているわけではありませんが、極端すぎた「結論付け」、「断言」が目に余る事がたたありますので書かせていただいています。

  8. ミネソタ在住主婦まがい

    初めまして、ミネソタ在住の主婦まがい(M)です。
    Mike様の気合の入った歴史ドラマを堪能させていただきました。読み手の心臓に汗をかかせるような、引き込まれる文章、とてもすばらしいと思います。
    上記でコメントされた嵯峨宮様がおっしゃられるように、「断定」が多く、気の弱い人(特に私)はすぐに洗脳されてしまいそうですが、このような自身の思想や考えを断定的に(又は肯定的に)Outputすることは滅多に出来ないことであり(特に歴史関連については、一つの事柄に関して多方面からの見解、知識、想像力が必要となるため)このような書き手は常に必要だと思います。
    一つの考えや事象に関して複数の賛否両論そして推論が付きまとうのは常であり、だからこそ書き手は読み手の賛成を意識したり断言することをためらったりするものではないからです。(相手の意見を求めているのなら別ですが。)
    「〜と思う」という文章の区切りに慣れている日本人には、断定の文章はあまり好印象を与えないかもしれません。

    前置きが長くなりましたが、私の意見を一言述べたいと思います。
    マクロから観察し発見し、そして自分の頭でその発見を展開していくこと(又は応用すること)は、私自身、常に体に染み込ませようと努力していることです。
    特に現代とそれに続く未来において、新しいものや簡略化されたものをうまく使いこなすとともに、それぞれの根本の構造を理解してゆかないことには、何もはじめることが出来なく、簡略化に身を任せそのマクロの理解を怠ると、途端に地盤がゆるいものになってしまう、と考えています。
    工学、バイオ、そしてナノテクノロジー、私たちの生活周辺すべてにおいて、変化の速度が急速に増えていて、それゆえに、人間一人一人の自己(意識)がしっかりとし、マクロと地球規模、両方の視点を捕らえていないと、その場その場の流れに流されることとなってしまいます。
    ユダヤ人についての記述を見ていて感心した点は、彼らの次の世代の為に何が何でも生きようとする、強固な意志です。それは防御反応や恐怖感に似た、人間本来の純粋な感情だと思います。人間としての尊厳を求め、発現の自由を求め、それらこそが人が人としてあるべく為に必要不可欠なものであると、それを子供たちに与え伝えるために、生きる。
    哲学的なことは抜きに、素直に(多少曲がってるかもしれませんが)「生きる」を考えさせられました。
    いつか、自分の父親に聞いてみようと思っていることがあります。とてもベタな質問なのですが、「もしも、子供たちと父親自身が毒を盛られて、解毒剤が一人分しかない場合、誰に飲ますか。」今の現状と各個人のSTATUSを考え、個人的な感情を無視して答えを出してくれたら、父親を尊敬しようと思います。

    「力の行使」についても書こうと思ったのですが、もう少し考えがまとまってから、またお邪魔することに致します。稚拙な文章・考えで長々と失礼致しました。管理人様ならびにMike様、これからも頑張ってください。楽しみにしています!

  9. お邪魔します。M大卒業生のKです。上記のDiscussion拝見しました。

    嵯峨宮様のように、歴史をニュートラルに捉え「真」にあたるそれを追求しようとすること、そして、Mike様のように、自分なりの深い調査と考察をもって、個人的な意見を持つことは非常に意味あることだと考えます。素晴らしい事だと敬服いたします。

    ミネソタ在住主婦まがい様のコメントも興味深いものですね。特にマクロとミクロの視点に関しての見解、面白く拝見しました。ただ、引っかかる点が一つあるので、コメントさせてください。ミネソタ在住主婦まがい様は、「気の弱い人(特に私)はすぐに洗脳されてしまいそう」だとおっしゃり、また、実際に若干Mike様の「個人的な歴史に対する見解」に流されているような気がします。(ユダヤ人について)そして、これはとても危険なことのような気がするのです。

    (自分も含め、)多くの日本人は、多角的(DATA,METHOD)に検証、証明されきっていない歴史情報を元にした(Mike様の事を言っているのではなく、一般論です。)歴史的、個人的見解に翻弄されすぎて居るような気がしてなりません。。。

    常に、歴史的情報の信憑性を確認すること、そして、事実の解釈を限りなく客観視することが重要なのではないかと思います。

    1つのDATAや、ある個人の意見に翻弄されて、そうですね、と賛同したりするのは、危険だと思ってしまいました。

  10. 嵯峨宮

    >>Kさん。
    私も同様に考えておりました。Kさんのような方向性は違えど柔軟な思考力、そして自身の信念を内に秘められた方が多くいれば我我の祖国日本国も安泰ですね。

    >>Mike.Oh様
    話がもっと聞きたいです。反論いつも書いてますが同時に大変勉強させていただいています。

    >>ミネソタ在住主婦まがいさん。
    「力の行使」について考えがあるのなら是非、御願いしたい。前回のゆれた文章ではあなた自身の考えが全くといっていいほどよくわからなかった。私自身があなたの文章を完全に読解できていないのかもしれないが(但し何度も読み返した。そしてあなたも私の文章をちゃんと読解した上での意見であったとは到底思えないが。)、あなた自身の考えに非常に興味がある。もしお時間が有れば再度書き込みを願いたい。宜しく頼む。

  11. 嵯峨宮

    管理人様 我我ノ平和的交渉ノ場所提供ヲ願イマス。 
       

  12. 管理人

    >嵯峨宮
    えっと、実父が5月5日に来米するのでその際にオフ会でもいかがでしょうか?というより、ただ一緒に晩飯が食べれればなと思います。
    彼はなんか忙しいらしく、コメントに返信できないことを謝っていました。

  13. ミネソタ在住主婦まがい

    すごい!
    自分の発言に対して、コメントを返してくれる方がいる、と言うのは良いものですね。正直言って、私の意見など素通りされると予想していたので、嵯峨宮様とK様が答えてくださったことが嬉しくてたまりません!(このBlogのチェックも怠っていてしまい、返事が遅れてしまい申し訳ないです。)

    確かに、自分自身のコメントを読み返してみると、ゆれていてまとまっていません。なので今回は箇条書きにさせていただきました。

    1)私がコメントを書いたのは、Mike様の歴史に関する記述を見た後の、一つの劇を見終わったような興奮を伝えたかったからです。決して、ユダヤ人に関する説を事実だと決め込んで、彼らの民族を崇拝・ヒーロー化したかったわけではないのです。
    私自身のコメントの中で書いたように、マクロから観察し発見し、そして自分の頭でその発見を展開していくこと(又は応用すること)は、私自身、常に体に染み込ませようと努力していることです。それは、「事実と私」以外の「第三の視点」による色々な要素を含んだ話を、どのように分解し、どのようにマクロに近い要素をピックアップし、その要素をどのように自身の中で消化し、そして最終的にどのように自身の「知識(栄養)」として組み立てるか、を課題としているということです。日常生活においてもです。
    個人の見解を丸呑みに信じたり、諸手を挙げて賛同することは、過去に痛い目にあった私が自分で自分に禁止していることなのですが、K様が分析したとおり、傍から見ればまだまだ「流されている」状態なのかも知れません。もう「いい年」なのですが・・・。

    2)「空間に浮ぶ球体に風等の連続体を一様に当てるとその物体の周りには数多くの、そして基本的に交わりあうことのないストリームラインが出現するように、一つの出来事があれば無数の互いに独立した”解釈”が存在してしまうということが自然におこるのではないかということです」
    嵯峨宮様のこの一節が、私は好きです。そしてそれは「一つの考えや事象に関して複数の賛否両論そして推論が付きまとうのは常であり・・・」という私の意見と同等の意味を持つと解釈しました。
    もう一つの、「それぞれの解釈の中に存在する絶対性の探索」という嵯峨宮様のこの意見も、私が上記で述べた「それぞれの情報の分解とマクロに近づく要素の発見」のプロセスと、意味するところはほぼ同等だと思います。
    なのにどうやら、私の文章のせいで本来の私の意図を皆様に伝えきることが出来なかったようです。
    それにしても、小説などを読んでいて思うのですが、物理の法則を引用した簡潔な文章は、人を惹きつける力がある気が致します。

    3)さて、ここまでの私や皆様のコメントの中に、「マクロ」「真」「事実」と言った単語がたびたび登場しますが、コレは一体何なのでしょうか。歴史解釈や日常生活において、何が「真」で何が「事実」なのか、一つの事柄の発端を掘り下げていけば、人間一人一人の感情にぶち当たります。そして更にその奥には、人間の「本能」と呼ばれるもの・脳内プロセス・不可解な+αの働きがある、と考えています。ただ、一つの事柄ごとにこれらすべてを分解していこうとしたらキリがありません。だから私たちは、自分の読み取れる限りのものを「事実」や「真」として消化し、それらを元に自身の想像力などを駆使して「推論」を打ち立てるのではないでしょうか。これらの推論こそが、嵯峨宮さまのおっしゃる「球体の周りのストリームライン」または「一つの出来事に対して発生する、無数の、互いに独立した解釈」だと思います。そして、これらの「考え」の周りでまた別の「考え」が発生し、そしてまたその周りに・・・と。この連続の発現が、私たちの生活を活性化してくれています。
    私が、「断言する書き手が必要」と書いたのは、その方向性のプラスマイナスに関わらず、その押しの強い流れに反発するにはそれ相応の力を持つ裏付けされた考えが必要となり、時に飲み込まれ、時に飲み込みながら、更に人に考える場を提供すると考えているからです。
    まさか自分が、「論ずることについて論ずる」ことになるとは思いませんでしたが、これもまた、皆様の「栄養」になれば、と願うばかりです。そして、Mike様・嵯峨宮様・K様のコメントを、吸収して消化して栄養とさせていただいたことに感謝します。

    もしまた「理解し難い」と言う箇所がありましたら教えてください。
    あと、私自身歴史の話が好きなので、嵯峨宮様からなにか歴史の面白い話お聞かせ願いますか?仮説でも大歓迎です。もし、お時間があればですが、宜しくお願いします。(私のほう、リクエストしてくださった「力のうんぬん」を用意したいと思っています。)
    では、長々と失礼しました。

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